第17回中高生1000字小説バトルチャンピオンは、
「該当作なし」の票が最も多くなったため、無効バトルとさせて頂きます。
感想票をお寄せいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
| # | 題名 | 作者 | 点数 |
|---|---|---|---|
| - | 該当作なし | - | 2 |
| 1 | 交代宣言 | 水葉 けい | 1 |
投稿作品が少ないということもあり、敢えてこの形をとりました。
理由は、どちらも私の観点から言うと推薦するに相応しくないため。
水葉けいさんの「交代宣言」、つまらなくはありませんが、鏡の自分というネタは結構に使い古されたネタだと感じます。何かひとひねりが欲しいと感じます。
小径さんの「ふやかしのにっき」、…話のネタが「話が思い浮かばない」から始まるのも、また…。前にどなたかもこういう題材で話を書いていた。私はこのネタを使うことはあまりよろしくないことだと思います。
最近学生の質が落ちているように感じるのは老婆心でしょうか。
ちょうど年度の変わり目であるこのときに
作品数が少ないのはしょうがないことなのかもしれないが、
よりにもよって参加作品が『交代宣言』と『ふかやしのにっき』の2作品のみ。
このあまりに対照的な2作品のうちどちらか一方を選ぶことなど
経験の浅い私にはできないことだ。
スタンダードな手法で丁寧に書き込んだと思われる『交代宣言』。
内輪受けの連続で強烈な個性を全面に押し出して書かれた『ふかやしのにっき』。
いずれも甲乙付けがたく、また、もうひとつ飛び抜けた部分が無い。
よって、今後の作品に期待しつつ、自分の評価は「該当作無し」ということとしたい。
最後に、バトルに参加した 水葉けい氏、小径氏に
心からの拍手を送りたいと思う。
(一般の一参加者より)
この作品端境期に投稿した事自体評価に値する。
一番面白い行動とは、他人のやらない事であるからして。
そして二作品を見比べた結果、凡庸なアイデアながら小説の型を成していた『交代宣言』を推す。似た道具立てで、かつての1000字チャンピオンに『鏡の中の私』という作品があったので、読んでみると良い。
『ふかやしのにっき』は、ミイラ取りがミイラになっているので、火を付けるとよく燃えそうだ(?)。作者が出て来る話は、読者が作品世界に入る事を拒絶しているわけで、普通の小説よりも練り込まないと共感が得られない(=面白くない)のだ。