忘れたい 全て忘れてしまいたい出会った記憶さえあの笑顔もすべてこの夢の住人は私だけですわたしだけがいつまでもひとり住んでいるだけ訪れるものもなく変わることのない暮らしのなかですべては夢だと気付いてる現実を知るのがこわいだけ臆病なわたしは この夢の中に住みつづけていたいよ現実に押しつぶされるのを望まないから
私の身体は時間が経つと共に穢れて傷ついていく忘れた頃、もしくは辛い時に夜の海に行く堤防の上に立ち風を身体いっぱいに受け止めるそして、月明りを浴びるのだ風が穢れた身体の穢れを流し月明りは傷を癒してくれる季節に関係なくこんなことを繰り返して、もうすぐ二年なる私は夜から離れられない
言葉が生まれて死んでいく視力をなくした悲しい詩人言葉が生まれて死んでいくためいき混じりの絵の具でさえ言葉が生まれて死んでいく細やかな風が吹いてもきこえず言葉が生まれて死んでいく僕はくやしくてしょうがない言葉が生まれて死んでいく言葉をむやみに生んでいく言葉が生まれて死んでいく言葉をむやみに殺していく
明日の事すら光が見えない状態なのに自分の未来に希望なんて持てない僕らは何時だって誰かを愛したくて必死だったてのひらに温もりを感じれば雨が奪っていく、もどかしさ
いま 自分に できる事君を 愛すると いう事愛されると いう事君を 見ると いう事僕を 見ないと いう事君を 抱きしめると いう事僕を 隠すと いう事君を 守ると いう事僕を 殺すと いう事ただ 愛されたいと 願う事君を 失いたくないと いう事君が 死ぬと いう事僕が 死ぬと いう事また 君と 出会うと いう事
辛くって辛くって苦しくなっても僕らはそれを口にできず誰にも言えないから何かに当たっちゃったりするんだよねたまにはそれが物だったり他人だったり自分だったりホントに色々でほんのちょっとの勇気が必要でほんのちょっとの壁が乗り越えられなくてどうしたってため込んじゃって爆発しちゃうんだよねわかってるのにできないだから涙も零れちゃうんだよね。
※作者付記: 思わず引いてしまった剃刀。後悔なんて自分が一番してる。理解してなんて言わないから、差別はしないで。苦しかったんかだよ。
自分が歩いています。自分の足で。自分の道を。自分の道は、たくさんあります。でも自分の足は、自分しかもっていません。だから自分でないと、自分の道は歩けません。
その実生活の中 彼の心の深層に潜む狂気の陰 無縁のものと思っても その深い心のひだに、何故か わたしは引き寄せられた 彼の中を駆けめぐった末期の嵐、その中に 自分の古傷の痛みを見る故に、それ故にこそわたしは 針のように刺さる、或る差別を感じながらも 少しでも理智的に 少しでも精神的に強くなろうと必死だった それもしかし、無駄だった 自己さえ喪失するほどの疲弊と絶望の中 わたしは、この如く愛し、この如くに生きた 短い間だったけれど、想えば幸せだったあの頃 今は妙に懐かしい