第34回1000字小説バトル Entry9
厭世観の中で、社会の桎梏を脱しよう夭逝願望を抱く人々は能事から遁走し、一体なにを得るのであろうか?
憐憫すら伴われる蔑みに、己の信念を披瀝することなく玩ばれ、棄鉢になれど平仄は合わず、痛みは人に何を与えるのであろうか?
悪意・猜疑・恥辱・不条理な覚束無い境涯で嘱望などできるものか。それでもせめてオプティミストたるを倣い、デキスギなどは少なからず羨望に値し、それに忸怩するのはまた有心からであると寡聞にしているのは、夜郎自大であろうか?
畢竟するに、結局のところ己の料簡などでさえ感興を嚆矢としそこに帰すのだろう。換言してただ誤謬を恐れているだけなのだ………。
忌憚の無い者は人の性情など如何を問わず、恣意的とも受け取れる天資の意匠によって背馳するであろう。
特にはあの快哉を叫ぶが如く、公害以外の何ものでもない超音波兵器級の声で歌うデブチンや、髪型をセットするのに意外と時間を費やしているだろうバカぼっちゃんなどには辟易だ。
いつの間にかウチに定住している青白ツートンの極悪ネコもどきタヌキなどは更にタチが悪い。「そのウソホント」や「地球破壊爆弾」などという道徳心のカケラも見当たらないナメきった道具が盛り沢山の22世紀というのは、一体どれだけタワケた所なのかと日々考えさせられる。
まあ、愛と勇気などという人間の創りだした幻としか友達になれない、自分の体を切り売りして生活しているパンくずよりはマシだがね。
常に串に刺さっているあの3兄弟も、そろそろ自分達の境遇に頭を悩ませるべきだと私は思うところだ。
いいかげんイクラちゃんにも「はーい、ちゃ−ん、バブー」以外の台詞をやってくれ。
ドラァ!エも〜ん、またあのジャイアン(ってなんだ?)とスネちゃま(ひでぇ名前…)にイジメられたよ〜!
だからなんだよ?