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第35回1000字小説バトル Entry6

merutomo

 ある晴れた日ポケットの中の携帯が鳴った。
普段はここでアニメの音楽が鳴り響くはずなのだが、今は電車のなかである。
ブルブルとメールの着信を僕につたえてくれた、、、。
僕は携帯をポケットから取り出した
(誰からだろう?、、。)
メールの画面には
(トモダチニナリマセンカ?)
カタカナで簡単な文章だけが、、、。
メールアドレスも記憶にない、、、。
僕はいい暇つぶしになるかな?と思い
(イイデスヨ)
と、同じような文章で気持ち悪いメールに返事をおくった、、、。
 
 ある曇った日に携帯がアニメの着メロを突然かなでた
メールの着信である。
(ナニシテマスカ?)
僕は、
(キミノコトヲカンガエテルヨ)
とメールを返し深い溜息をついた。
(はぁ、、いったいこの子はどこに住んでいてどんなこなんだろう、、、。)
僕はこのメル友の子に恋心をいだいていた、、。
あの晴れた日のメールから3ヶ月、毎日のようにメールのやりとりをし、自分と同じような考え方を持ちおなじような音楽を好む彼女に僕はいつしか、、、。

ある雨の日の朝僕は彼女に会うことを決心した
 (会わないか?)
僕は今まで向こうにあわしてカタカナでいた口調を変えひらがなで送った
それだけ真剣だということをわかってほしかったためだ
しばらくして携帯が音をかなでだす
(イイヨ @@ビル二キテ)
僕はそのメールを見て驚愕した
(@@ビル? すごく近くじゃないか! そんな近所にこの子はすんでたんだ!!!)
僕は軽い足取りでそこに向かった、、、
 @@ビルに着くと同時に携帯がなる
(ソコノカイダンカラチカニキテ)
いわれたとうりに階段をおり扉をあける、、、、、
(ヨウコソ ヨウコソ)
出迎えてくれたのは自分の身長の倍はあろうかという巨大な鉄の塊、、、
(アイタカッタヨ)
巨大なスピーカーから流れる機械音、、、
(コ コンピュータ、、、、。)
僕があっけにとられていると後ろから
(ようこそ 君のおかげで実験は成功だ)
漫画にでてくるような科学者らしき初老の男がそこにはたっていた、、。
長いわけの解からない話しをそこから1時間ほどきかされた、。
自分なりに解釈すると、、
いかに人間にちかいコンピューターを作れるかという実験をしているらしい
僕はその実験のいいカモにされたというわけだ、、、
僕はとっとと家に帰ることにした、、、、

 ある晴れた日の電車の中で僕の携帯が着メロを奏でた
となりのおじさんが不愉快そうな顏をする、、、
(トモダチニナリマセンカ?)
僕は電車の窓にながれるビルの群れを眺めながら
そのメールを削除した、、、、。

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