第37回1000字小説バトル Entry5
ポストは入れないものがありますよ
私が行方不明になる前に誰かが、問いかけてくれていた....
「アカリ、今日の単元、三単元じゃなくて、3時間目何だった?」
「うん?忘れた、それよりさぁ、私、失恋したのよ。それがショックでさ、彼は存在したんだけど、声かけてくれなかったのよ、駅前で....でもね、似てただけかもしれないわ、きっと、彼の似ている人だったのよね....でもまぁ、お手紙出したから、良しとするか....」
と謙り的の前向きさのアカリは、一生しゃべり続けているような、女の子だった。私はどちらかというと、アカリのことを見ているだけの良き理解者だった。(笑)
「アカリ、帰りの電車の中まで、その話しでしょ」クレオと言う名前の問いかけ者私は言う。
「うん?3時間目?3時間目は確か、恋愛、恋愛、恋愛の時間」と、電車の中までの失恋没頭を推理した私、クレオだが、アカリは花盛りに自分の周りに空想的に見る薔薇を浮かせたように夢をみせた。窓辺の私の前の席には、1輪のエーデルワイスが咲いているようだった。両手を広げては、次は自分の手を頬にあてて、清らかに愁いの症状を私に見せた。
そう、音楽はベラ=ノッテと歌いだしたのである。
♪この夜は、今宵なき、美しき全ての夜に続く、名をつけるのは惜しいけれど、この日は、美しいベラ=ノッテ....♪
私は、あかりの友達になって、約9年。名前は、いねだが、少し生活に豊かすぎるので、クレオというあだ名を、亡くなった友達メリルットがつけてくれた。メリルットも勿論、あだ名だが、つけた方は、シャルロット、この人の名前をつけたのが、マドレーヌ、そいでそれを つけた人はボイルドで、次は、ファクトリー。結局ファクトリーでは、バイエルンが出来て、フィナンシェの出番待ちとなってしまっている。アカリはハロゲンがついているので、あだ名ではなく本名で通せていた。
その、アカリは今、恋愛に真っ最中、又、休み時間が終わる。結局3時間目は、先生の粋な?!はからいか、自習となったが、アカリは、歌い続けるであろう。
私、クレオは、アカリの恋愛相手の恋人なのだ。
今日は彼に夢で
「どうして、アカリに告げないの?私が将来のフィアンセだということを!!」
アカリは、何と言うだろう?その夢が本当だったなら.....
あだ名をつけていったのは勿論、クレオのフィアンセハロゲン電気だった。
ポストの中で行方不明なのは、アカリのお手紙。なぜだれ