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第18回3000字小説バトル Entry16

今日は幸せに

 今日は幸せに、ミルクをいっぱいマグカップに入れて、一杯のミルクティーを作りました。
ララーラー、よしよし鳴った、鳴った、、
「はぁい、ララよ」
「ララか、金がいる」
「鐘?...ノートルダムの鐘、見た私も...」と内容そっちのけで、楽しくアイスクリームモナカを買い、ピーチク気分で見たディズニー映画の話をした。
「あ...今晩は、あいてるのか?」
「ううん、友達とデート、もちろん、女の子とよ、それで、新しくできたレストランでお食事するの、何かあったの?」
「いや、それよりお前の母さんは、誕生日はいつやった?」
「またまた、今日よ、今日、もう死んだけどね、ありがとうね、お供え、ちゃんとしとくわ」と、ララはおもむろに、タバコを引き出しから取り出し
「リメット、タバコ買った?この間のアルバイトのサンプルが手に入ったの、今度いつ、ヒマ?」ララはまだ話し続け、リメットとの約束を交わした。

 リメットはララと付き合って、3ヶ月。メリットはララのテレパシーだ。今日も夢に出て来て、
「今日電話、頂戴、渡したいものがあるから」とタンパクに微笑み、何人もの彼女の間から、電話番号を引き出し電話をかけた。
 案の定タバコを渡したいとのことだった。
 聞いてみると、古風のメーカーからの新たなオリジナルタバコだそうだが、私の言いたかったことは、金だ、こうも年が離れていると、言葉1つ、1つのイメージが違う。

「ララ、こっち、こっち」ララはリメットを見つけて、人ごみを何とか駆けてきた
「リメット、ハイ、久し振り!」とタバコをたくさん繋げてレイを作っていてくれたものを首にかけた。
今度のパチンコ屋の景品の案にでもなりそうなレイだが、タバコのデザインが良いのか、なかなか今のウエスタンスタイルの似合っている。
 無論今から、車に乗る訳だから、恥ずかしくもない。

 リメットはレイの喜びに歓喜しながら、「今日は何食べたい?」
「実は私も悩んでいたの」とスリムにやせた足を組み、ダイエット食のことを考え思いきって
「お寿司」とララが元気に答えた。

ご臨終です、と次はトロにイクラ最後に納豆。おいしく食べているララの顔をみていると、どうしてもお寿司は、ドーナツにしか見えなかった。次は、オールドファッション、チョコファッションと頼むのであろう。
「赤だしとよこわ下さい」
ウン?と横を見ると、驚いた、ララの友達がいてた。
ララは知っていたかのように
コロコロと笑い、楽しく、「伝票をこっちにつけなよ」と又オーダーした。

 \70,750ー会計を済ませ、友達も楽しく終わり、又2人っきりに戻る。

「ララ...」
「はい、お金」今度は、お金のお札でできたレイを首にかけて、続けて話した。
「リメットに渡したものは、私の宝物、大切にしてね」

 ララとは、3年前に別れたが、今もお札のレイは大切においている。
あの時、お金ではなくて、本当に欲しかったのは鐘だったのにバカなことをしたものよ。

 ララは、リメットのために身売していたんだ。腕にタトゥーをつけて、今はその道のプロらしい。

 リメットは、その話しを聞いてから口が聞けなかったが
今も、ララのオーラに恋している。

 ララはリメットを呼ぶ。
 「転職に導いてくれた騎士道として、このローズを再び胸に上げて見せて」
ララは続ける、
 「今日は幸せに、、、」

 後で聞いた話しだが、騎士リメットはお金をくれたそうよ、あなたララの責任感では見抜けなかったでしょう、彼の恋心を。

 ララは、死んだ、次の目覚めは、リメットの横にいないように....

 リメットは目覚めた、ララを探しに行こう、きっとまだ探せるはずだ。

 張り紙があった。
        ララが死んだ.....
                             アーメン

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