第17回3000字バトルチャンピオンは、
芋澤扇風機さん作『トイ・ソルジャーズ』に決定しました。
おめでとうございます!
感想票をお寄せいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
| # | 題名 | 作者 | 点数 |
|---|---|---|---|
| 7 | トイ・ソルジャーズ ★ | 芋澤扇風機 | 4 |
| 4 | リズム | 坂口与四郎 | 1 |
| 5 | シュークリーム盗難事件 | 遠野 みどり | 1 |
| 9 | 千鳥が淵の桜 | Goldie | |
| 11 | 絵の無いジグゾーパズルT | 保田 典子 | 1 |
| 13 | 王様の鷹の話 | 立田 未 | 1 |
| 16 | 広告打者 | 羽那沖権八 | 1 |
私の部屋には読みかけの本がたくさんころがっている。
もう一度読もうと思うものは少ない。
17回バトルに参加したのは失敗だったと後悔するほど完璧な作品。
しかし、なんで3000字でここまでかけるのだろう。
感想票をだす時は、いつもは読者の自分なのだが、どうしてもこの作品については作者の自分が嫉妬心を剥き出しにしているので、うまく感想がかけない。くやしい。素直に楽しめない。くやしい。
物語として面白いだけではなく、
主題しっかりと焦点が絞り込まれており、
それを読者に的確に伝えることに成功している。
また、主題そのものに、
現実世界にも通じる痛烈な批判が込められており、
読んでいて引き込まれた。
見事です。
確実に少しづつ、足掻いてみてもやっぱりみんな倒れてしまう、
僕たちは、まるでおもちゃの兵隊
勝利なんてないのに、闘うことからはやっぱり逃げられない、
私たちは、まるでおもちゃの兵隊
小説というものはやっぱり創造物で、毎日決まった紙面の量を埋めるために
記事を書かなければいけない新聞記事や、ましてや上限百点なんて定められた
テストのための国語の教科書の例題とは違うと、僕は思う。まあ、理屈は
あんまりどうでもいいけど、この作品を読んだあと、ただ『面白かった』
だけでは済まなくて、本棚を探し、押し入れを探し、段ボールの蓋を閉めた
ガムテープをひっぺがして、やっと見付けたそのCDを今も聴いています。
そんなふうに僕の心と身体を動かしたこの作品に一票。
芋澤氏の『トイ・ソルジャーズ』とどちらか、と迷ったが、標記の通りとした。素直で伸びやかな雰囲気を買う。
リアリティのある、上手いオチです。
所々荒さがあり、辻褄が今ひとつ合い切っていない所が残念ですが。
自分を若いと認識している場合、自分一人が若いのではなく、若かった頃の時間でストップしているものらしいです。
文章のテクニックのようなことは分かりませんが、内容的によかったと感じました。フィクションでなく本当のことかもしれないと思いました。そして、本当のことであってほしいような、ほしくないような気持ちを感じ、その点から、投票しました。こういう気持ちは女性なら時代を超えて共感するのではないでしょうか。ただ、純粋に読み物として、このストーリーを見直すと、これは沢山の人が語ろうとすでにされていると思います。ということでその点からの評価でなく、作者に起こった出来事だろうとのことで、心が動いたと言うことでした。もしかしたら、そのように感じさせることが、いいことなのかも思いました。
文章が途中から(特に)いささか冗長になった気はしたけれど、一番心に残った作品だったので。
感傷の程度が好きです。砂糖の量みたいなもので、完全に好みの問題なんですが…。今度こそ王様には頑張って頂きたいです、逃げられない様に。
広告打者、本当にありそうでリアルでした。
ラストがしびれます(^^) 男!!