第13回詩人バトルチャンピオンは、
小松 知世さん作『スロースターター』、
空人さん作『休日で』、
仲川苓斗さん作『はんたいがわ』、
ぶるぶる☆どっぐちゃんさん作『ビューティフルピープル』の四名に決定しました。
おめでとうございます!
票を得た方もそうでなかった方も、次回でまた頑張ってください。
感想票をお寄せいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
| # | 題名 | 作者 | 点数 |
|---|---|---|---|
| 32 | スロースターター | 小松 知世 | 2 |
| 51 | 休日で | 空人 | 2 |
| 66 | はんたいがわ | 仲川苓斗 | 2 |
| 71 | ビューティフルピープル | ぶるぶる☆どっぐちゃん | 2 |
| 5 | 読書感想文 | 沙汰 | 1 |
| 6 | 君を探して | 森 まゆみ | 1 |
| 10 | 清く正しい週末 | ビオラ | 1 |
| 14 | 震える女 | 植木 | 1 |
| 16 | 雨の日の俳句 | 恒石 鉄兵 | 1 |
| 28 | 短い髪 | 楽太郎 | 1 |
| 39 | こころ | 有機機械 | 1 |
| 44 | リュウグウノツカイ | ハナ侯爵 | 1 |
| 47 | 少女 | K,@,マーホ | 1 |
| 49 | デタラメ | 氷月そら | 1 |
| 53 | 温度。 | たかほはるこ | 1 |
| 63 | 幼心 | 深sachi | 1 |
| 67 | 認められる矛盾で囲まれている僕 | 深谷 章 | 1 |
| 69 | 赤い糸電話 | 春九千 | 1 |
| 70 | 四角い月光 | 木葉一刀 | 1 |
| 73 | nevertheless | MASA | 1 |
なんか好きです。
勢いがあって。
確かに!って納得されちゃう感じです。
そうだよねぇ。その3文字がいえないんだよねぇって。
おっしゃるとおり!
シンプルだけど、的を射てますねぇ
今までの自分に重ね合わせて
読むだけでなんだか胸が痛みます
(^^;A<イタタタタタ)
ただ・・・自分の場合
「好きだ」といおうがなんと言おうが
結局失恋に終わった可能性が大きいですけど(;.;)
初めに全作品を読んだ時に「これ!」と思ったので。
最後の2行は、自分自身へ向かっているというか、そんな感じがしました。
知らない人とは過去で繋がっているだろうれど、また未来においても繋がりが生まれる可能性があって、そう考えると楽しいです。
たくさんの人がいる。
その中にいるのに知ってる人が一人もいないという小さい孤独。
私自身それをよく感じます。
でも、どこかでつながっている・・・。
この詩を読んで周りにいる知らない人達に親しみを感じました。
最近すごくこんな気持ちになれるように頑張っていたところです。
何かが存在する限り、自分とは反対側の考えを持った人やものがいるのだと思います。みんなが望まなければ、何も生まれてこないでしょうし、誰かが1人でも望めば、生まれるものはたくさんあるでしょうから。
途中までは凄く良かった、何となく。
喩えが独特だからもう少し欲しかった気もします・・・。
平仮名が多くてやさしい感じがします。
力強くて好きです。文章の隅々までちゃんと力が行き渡っている感じ。
読ませるな、と一番思ったのでこれにしました。
心に残ったものは、
「ビューティフルピープル」ぶるぶる☆どっぐちゃん
「甘い影」狭宮良祇簾
このふたつだった。
これだけ数があるともうどうにもしようがなく、心に強く残ったのがこのふたつでしかなかったといった具合だった。テクニックやレトリックでいいなというものもあったけれども、中身に共感できなかった。
「甘い影」は終始まとまりがあり、各連の力の水準も高い。一方「ビューティフルピープル」は持ってきた凄まじいイメージを作者がねじ伏せてねじ伏せて作品になっているのがよい。「ビューティフルピープル」は若干最終連で「まとめ」が見えてしまったが、しかし、「甘い影」にはないどうしようもない「力」がやはり作品にはある。よって、推す。「甘い影」は最終連が秀逸。
私にも、会えてよかったっという人がいます。もう会えないのに探してる。そういう気持ちがとてもよくわかりました。分かってはいるけれど、何か特別な二人であってほしい。ほんとにそうですよね。
前を見て歩いていく姿を想像しました。
これが一番ぐっときたので一票入れます。
次点は角砂糖、生命、短い髪、微か、門出の詩。
……迷いました。沢山あって(笑)。
ただ、「リュウグウノツカイ」は他にない雰囲気を持っていて、とても面白いと思ったのでこれを。
静かな水族館のイメージとか、どうしようもなさとか。
読んで「ああ、そうだよなあ」って素直に思えたから。
詩の表し方はそれぞれだと思うけれど、身近でやさしい言葉が好きなんです。
他には、3「君のことかも」、55「乳母車」、68「門出の詩」が印象に残りました。
全部の作品の中で私の中で一番印象に残ったからです。
「丸い月の形もあったもんじゃない」
ってあたりが好きです。
子供のころから月が好きで、月が見えない晩は寂しい気がする。
月光は優しくて鮮やかで。
四角で頑固もありだと思います。
自分勝手に情景が浮かびます。ずーっと眺めていたい月光。
月って本当は強いのでは。。。
今回一番印象に残りました。
死を詠んだ感じがしました。そこが自分と合ったのかもしれません。
主題として扱われている内容は決して好きではないが、
単なるおセンチでは終わらない、詩としての完成度の高さを評価しました。
居たい恋愛ばかりしているとこんな感じ。
他には目に見えた失敗を敢えてしてみるとか。
様々な場面に於いて対応できる想像出来るところが
詩としてベーシックな感じがしたので投票します。
ぶるぶる☆どっぐちゃんさんの「ビューティフルピープル」とどちらにするかずっと悩みました。
可能ならどちらにも投票したい。
主題の深さではどちらも負けてないと思う。
「少女へ」はそれが巧妙に隠されていて、
表面だけを見ると感覚だけで言葉を組んでいったように感じるけれど。
また、「ビューティフルピープル」は後半少し構成が揺らいでいて、
完成度としては「少女へ」のほうが高いです。明らかに。
でもまぁ、どちらも微妙な差です。
今回はこの2作品が群を抜いていると思います。
きちんと「詩」として鑑賞できました。
正直言って、今回のバトルには「おっ!」と思える作品が少なかった。
内容がありきたり・どこかで聞いたようなフレーズ・何が言いたいのか伝わってこない、などなど。
特に恋や愛が出てくる詩は、読んでいてくさいと感じてしまったり、「もうそれ聞き飽きたって」と思う作品が多かった。
73という作品数、読んでいて退屈だった(自分の作品を棚に上げて言うのもなんですが)。
最近バトル参加作品数はうなぎのぼりなのに、レベルは変わっていないように思う。(むしろやや下降気味?)
深sachiさんの作品は、何となく好きでした。
73作品中で、心にちゃんと入ってきて染み入ったのは、この詩だけでした。
70数作品の中で一番、繰り返し読みたくなる作品でした。
技術論はさておき、どこか記憶に残る作品でした。
不思議な世界観。なぞを秘めた女の存在…。
作者独自の表現がなされていると思いました。
読んでるうちに、自然とリズムを刻んでいました。なんか、それがとっても心地好いです。
読む力、云々という話があった。読解力。書く側、詩を創作する側としては詩を知っている人に読んでもらいたいというのは当然のことである。毎回、詩の感想票を読んでも本当に精読して投票されている人がどれくらいいるのだろうか? むしろ作品を見ても若い人が多く参加されている詩人バトル。精読できていない人がほとんどだろう。詩を精読してしっかりと解釈できないのであれば、詩を書く以前の問題である。似たようなテーマ、モチーフがあったとしてもそれぞれで生活している詩人の環境は人それぞれ。そのなかでそれぞれの独自性を読んで初めて詩を楽しむことができるのではないだろうか。一考頂きたい。以前、好きな詩人、詩を読むかどうかといった話があったが、平気で詩そのものは読まないと書き込まれた方がいる。読まないなら書かないでくれ。詩を知らないなら詩を語らないでくれ。また音楽で詩についてどうこういう人もいるが、詩と詞は違う。曲がついて味がでるもの。それは朗読ではほとんど空々しく読むに絶えない。大学の頃にお世話になったある大学の教授が語っていた。「詞を書くなら詩を書くな、詩を書くなら詞を書くな」(この場合の詞は歌詞のことである)読者の読解力が低いのではなく、自分の作品で読む側の読解力を引き出す工夫をして欲しい。また最近の詩人バトルがレベルが低くなったというのではなく、お互いに刺激を享受できる工夫をして欲しい。
そしてインターネットの普及でインディーズレベルの作品のレベルが落ちたとする人もいるかと思うが、これはインターネットの普及で今まで表に出てこなかった作品たちが表に出始めただけのことである。広大なピラミッドの裾野は現代も昔も同じ。要するにインディーズレベルは昔も今も何も変わっていないということである。
もう一つ、ターゲットの話もあったが、これは詩を知っている人に対して向けて書くのか、全く詩を知らない人に向けて書くのかで詩のコンセプトは大きく変わる。ただ書きたいから書くではレベルの問題ではなく意識の問題である。
例えば誰か親しい人に目の前で自分の作品を読んでもらう。コメントではなくその人が読んでいるときの表情、それで自分が書いた作品が意図どおりのものを相手に与えているのかどうか判断できる。もし自分の書いた詩を恥ずかしくて誰にも見せられない。誰だか知らないインターネットだから発表してみる。といったことであればやはりそれはレベルの問題ではなく意識の問題である。
今回の投票は該当作無し、と考えたがそれではあまりにもありふれていて能がない。作品が一斉に公開された直後一通り読み、投票するにあたって再び考えると妙に頭にこびり付いている作品があった。
Entry10「清く正しい週末」ビオラ氏。最初目にしたとき妙な薄気味悪さがあった。陰気臭くどういう生活をするとこういうのが書けるのかと批判めいた感想を抱いた。モテないキャラを演じているのか、本当にモテないのかは知らない。今までの詩人バトルの投票傾向からしてもこの作品がチャンピオンになるとは思わない。しかし今日投票するに当たって一番脳にこびり付いていたのは間違いなくこの作品である。私自身、この作品に投票するのは意外であるのだが今回はビオラ氏に票を投じる。
最後の「あったかいね」で、
情景が広がりました。
春らしくて良いと詩だと思います。