第17回詩人バトルチャンピオンは、
空人さん作『平和のうらがわ』、
氷月そらさん作『プロフェッショナル』に決定しました。
おめでとうございます!
票を得た方もそうでなかった方も、次回でまた頑張ってください。
感想票をお寄せいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
| # | 題名 | 作者 | 点数 |
|---|---|---|---|
| 6 | 平和のうらがわ ★ | 空人 | 3 |
| 51 | プロフェッショナル ★ | 氷月そら | 3 |
| 13 | 星の未来 | たるみ | 2 |
| 30 | 冒険者 | AKI | 2 |
| 32 | 午前8時のブルース | フォニックス | 2 |
| 38 | スイカ中毒 | ユキコモモ | 2 |
| 3 | 共に | マオ | 1 |
| 10 | 眠れない夜 | アキラ | 1 |
| 12 | 風に 〜for千草貴子〜 | 庵 | 1 |
| 14 | ライン | 有機機械 | 1 |
| 20 | 嘘 | willow | 1 |
| 25 | ハチミツ | choina | 1 |
| 44 | いつかまたあいましょう | すけあき | 1 |
| 46 | 日々の想い路 | YamaRyoh | 1 |
| 48 | フットボール アンド サンセット | イグチユウイチ | 1 |
とても素直な気持ちになれました。ドキュメントを好む人はけっこういますが、それが行動として表せられる人はごくごく少数。私達にとってすごく遠い夢のように思える世界が日常として感じられる人達がいることに気付くことはそうそうないことだと思います。
空人さんの「平和のうらがわ」に投票します。
なんと言っても、詩の内容にあったこのタイトルがすごく気に入りました。
ぶるぶる☆どっくちゃんさんの作品も良くって、少し迷ったのですが、
他にあまりない内容と上手いタイトルで空人さんに決めました。
読者票です。
>狭い部屋の小さな箱に映し出された
>地球の裏側の人たち
この表現で、もう、まいった。
中略して(語ったら長くなるので)、
歴史の冷たさと、今を生きている熱さをさらりと表現していると感じました。
淡々としていながら、どこか熱くて、読めば読むほど重い。
なにげな〜く書いているあたりも魅力。
うまいです。
構成が特に。
これくらいのが書ければなぁ。と少しうらやましくも思います。
氷月さんに一票。
言葉遊びでない、オーソドックスな文体で気持ちが大変よく伝わってきました。
背景描写も内面的な表現も文句無しに上手い。
完成度の高い作品だと思います。
今回は作品の二極化が現れたバトルだったように思います。良いものとあまり感じないものの差が激しかったというか。そんな中で氷月さんの作品は、ピンと来ました。書かれている内容はそれほど新鮮味はないのですが、女の子らしい感情にプロフェッショナルという堅い言葉がくみ合わさっている違和感がおもしろいと思いました。
以下、次点です。
「日々の想い路」YamaRyohさん
情景が浮かびます。言葉使いもわかりやすくて自分がその場にいるような感覚になりました。
「フットボールアンドサンセット」イグチユウイチさん
言葉は命令口調なのにちっとも押しつけ感がない。独自の世界を持ってますよね。
「矛盾」wataさん
不思議は僕も好きです。世の中には不思議ってもんがいっぱいありますよね。
「茜さす夜は紅に燃えにけり」楽太郎さん
規定外でなければこの詩を推薦していたでしょう。今後に期待!
びっくり。
何がびっくり、って今回のレベルの低さ。
どうしたんだみんな。
別に私がどうこう言う事でも無いですけど、二時間もパソコンとにらめっこして、あれも駄目これも駄目ってやってると、誰が憎いって訳でも無いんですけどさすがに頭に来てしまったりもします。があ。怒り終了。ふう。すいませんでしたお見苦しいところをお見せして。
で、推薦作ですが、無しにしようかと思ったんですが、個人的にはそれだと無投票と変わらないので、たるみさん作「星の未来」を推すことにしました。
練り込みが足らない、無駄が多い、と、そこまで好きじゃあ無いですけれど、でもそれらのマイナス点も詩としてプラスになってると読めますよね。
三章が良かったです。
次点は無し。推薦作以外には「辛うじて読める」程度の作品も有りませんでした。
やはり今回有力な常連さんがお休みなのが原因なのでしょうか。
今回は作品数が減ったことで、自分自身としては一つの作品に対してより時間をかけて味わうことが出来たと思います。
その中で印象に残った作品は、
9モラル顔…読み口が面白い。
13星の未来…サティの詩集みたいで楽しい。
22family…素直に表現されているところに好感。
28茜さす夜は紅に燃えにけり…規定外でなければ投票した作品。
51プロフェッショナル…完成度が高く、カラーがしっかりしている。
以上の5作品ですが、今回は13、たるみさんの「星の未来」に投票します。詩の楽しみ方を改めて考えることが出来ました。難しく考えることはない、と。
冒険者・・
詩という形とはまた違うような気もしていますけど、
型破りで好きです。
子どものころの本をよんでわくわくの心と
お菓子を食べたい、、おなかが空いた!と
いう感情がよく出ていました。
ありきたりな詩はいくらでも見たことあります。
みんな似ています。
みんなの心はとても伝わったけど、あたし的には
みたことあるものばかりで、私が昔作ったものにも
似ています。
その中で「冒険者」は型破りなこと、遊び心が満載で
将来性を感じます。
最初に掲示板で感想を見てから、全作品をみたのですが、
冒険者はどなたかの感想では「規定外」とありました。
詩というものに、形がなければならないというのであれば、
私は、私のような素人は全く詩を楽しむことはできません。
文法から削除して、その方の想像力を無視するのは
いかにつまらないかと思いました。
むかっと吐き気さえしました。
ろくに想像さえできない方が批評をする場合、
文法からしか批評できないのかと思いました。
私は、冒険者という作品が好きです。
きっと、思いつくまま書いたであろう、しかし、とてもチャーミングだと
思いました。
感想で勝手気ままにこれはダメ、とかこれは好きと
個人的な感情で審査に影響させるとすれば、
私も同じような気持ちで「冒険者」を押します。
かわいい作品・・そう思います。
一般的な詩をいう形式がどういうものかはわかりませんが、
ちょっとした小説のようでもありますし。
短い文章の中にもわくわくがありました。
ありきたりな恋愛のぼやきや誰かへの感謝をささげる・・
生きている意味を淡々と問うようなどこにでもあるような詩を
書くのは簡単です。
でも、冒険者は文章からして、詩として投稿するところからして
作品タイトルどうり、冒険者であると思いました。
バトルではこの作品は例外的なのかもしれないのでしょうか?
だとしたら、ここの批評家さんはレベルが・・心配です。
私、冒険者すきです。
単純にそう思えることを大切にして、一票ささげます。
迷いました。まだ迷ってます。
木葉一刀さんの作品は、最後の母子手帳にやられました。
佐藤yuupopicさんの作品もよかったです。
なんともいえない虚無感と言うか、空虚感と言うか。それが好きです。
で、フォニックスさんの作品。
満員電車をブルースとしてしまうのがまずすごい。
朝のあの空気と、旅行の広告に想いをはせる主人公の視点。
銀色の空間の中で、旅行の広告ってどうも物凄い異色なんですよね。
そういうのがばーっと浮かんで。
うー、迷ったんですけどこれにします。
重く、深く、物悲しいブルースと
日常の音を重ね合わせた発想が好きです。
きっと僕らは気付いている以上に多くの音の中で暮らしているのでしょうね。
そしてすべての音には必ず発信元がある訳で、
いかに日常には見落としている物が多いかと考えてしまいました。
無音とはきっと、聞こえていないだけの音なのでしょうね。
ちなみに次点は楽太郎さんの
「茜さす夜は紅に燃えにけり」でした。
規定外なのが本当に惜しい。
独特の雰囲気がとても好きな作品です。
なんかすごい素直な気持ちが伝わってきますね。私自身はスイカがそんなに好きではないのですが、この作品を読むとなんだか無性にスイカが食べたくなってきます。
ああああああ画用紙でいえばざらざら側ぁぁっっ!
なんスかこれ。マジっスか!?
この勢いたるや、なんなんでしょう、もう、やられまくりです。
「スイカを食べているところなんて、なんて! 恥かしくて誰にも見られたくない」
なんでじゃぁぁぁぁぁっっ!(T-T) (怒号)
こう、言葉のイントネーションとか強弱なんかまで伝わって来る文章と言うか、とにかく文面に感情が溢れています。
問答無用で投票させていただきます。マジで。
ただひとつだけ。
メロン書かなくてもよかったかも。
メロンがかわいそう。
何といって特別な箇所に惚れ込んだわけではないのですが、
作品の中でもこれが印象に残ったので。
缶がへこんでいる、という目のつけどころや、短文を連ねて
あって読みやすいところなどが良いと思います。
さらっと慰め合っている缶と私が何だか可愛らしい。
まず最初に抱いた感想は「きれい」
3・4・2行×2の構成で、漢字の使い方がまばらでその感じがきれいに思えたんです。
そして読んでみたらこれまたきれいな詩で。
会いたい人をわざわざ「恋人」とか「愛する人」とか具体的に書かずに「あなた」とだけ、それも一回だけ最後の段落に書いてある辺りでとってもいい詩になっているんだと思います。少なくとも、私はこの表現が気に入りました!
爽やか〜♪
まるで高原のそよ風のような詩でした〜♪
真夏灼熱地獄の下界にいる身が〜♪
この詩を読むと〜♪
一瞬(ホント、ほんの一瞬だけど)〜♪
真夏の暑さを忘れられました〜♪
ヒ〜ヤ〜リ〜ン〜コ〜♪
穏やかで柔らかでストイックな曲を聴いた気分。白くピンクがかったゆるい朝焼けが見えた。コドクに慣れてしまいそうなことを受け入れてしまいそうなリアリティ。言葉選び・リズム・構成どれも完成度があっていいし、ひとりのオトナのリアルな感覚が好き。
こわさを感じさせるので私好みではないのだけれど、そのこわさ故にハッとさせられました。人間関係の、見えない駆け引きを目の当たりにさせられた感じ。
PIEROさんのは私好みでした。特に3連目が好きです。言いたい事はとても伝わってきたけれど、表現がストレートすぎるので詩全体的に見てしまうと軽く響いてしまうのが残念だと思いました。
ああ、詩だなぁ。詩なんだなぁと唯一感じられた作品。
楽太郎さんの「茜さす夜は紅に燃えにけり」と迷ったのだが、投稿規定違反らしいのでこちらを選んだ。
自己と他者の境界なんて、実のところはすごく曖昧で、
相対的にしか差異は存在しないはずなのに、
誰もが口を揃えて「自分らしさ」とか「オリジナリティ」なんて
うわ言の様に口走ったりする時代に私たちは生きている。
そういううわ言をお題目にしているものに限って、
必ずといって言いぐらいオリジナリティの欠片もない。
“あなた”も“わたし”も、所詮は僅かなバージョン違いでしかない。
そういう認識を持たずに、この列車に乗り込んでしまったものは不幸である。
電子顕微鏡でしか違いが見つけられないマチガイ探しゲーム地獄。
そして、やがて絶望して力尽きていく。
この作品には、そういう愚かしさを超越し、ある種達観した視点がある。
共感したので。
好きです。
さんざん考えた挙句、こうなりました。
イグチさんの作品で特に優れていると思うのは、こういう気持ちだって一言で説明できないことが、リアルにそのまま伝わってくるところだと思います。題名の付け方や構成も上手いですね。
で、私の中では
2位:氷月そらさん
さわやかな風、などの平凡な表現が上手く使えているところがすごいです。プロフェッショナルという言葉の存在感も心地良く響きます。泣きたい理由が掴めないので、感情移入しづらかったことだけが難点。
3位:空人さん
ちょっと無難すぎるのかもしれませんが、ラストの1行が素晴らしいです。内容が似てるだけに、15回バトルで失敗した「情報ネットワーク」の修正版をお見せするのが怖くなりました。お世辞でなく。
実際読んでみるとかなりのインパクトを受けるのにも関わらず、オフ会の時はどれもきれいさっぱり忘れてました。何ででしょう。そらさんのはプロフェッショナルと聞いて思い出しましたが。
以上、深sachiでした。