第5回中高生3000字小説バトルチャンピオンは、
青葉大地さん作『私の部屋には』に決定しました。
おめでとうございます!
票を得た方もそうでなかった方も、次回でまた頑張ってください。
感想票をお寄せいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
結構悩んだりしたのですが、「私の部屋には」に投票。
「願いを叶えてあげる」と突然言った彼と、由紀那のやり取りがおもしろかった。
最後の、由紀那のつぶやき?の様な物も、しっかりとしたラストになっています。ポストにはいっていたメモとお金が、彼の性格があらわれていて純粋でいい!
というわけで、悩んだ何作かの感想を・・・。
ダークな感じの「いつもの世界あるいは貴方」は、彼女のセリフと表現が、からみあっててとても良いです。ホラー系?っぽいところも、上手く表現されています。
でも、ちょっと短すぎだと思いました。
3000字が許されているにもかかわらず、1300字未満は短すぎ。もっと内容をふくらませてください。さすがの私でも、ラストが読めてしまいました。
「気になっていた店の中は」は、神秘性と不思議な感じがしました。
婆さんが鬼、という設定はおもしろいのですが、それが急なのが惜しかったです。
でも、お店の中の表現がとっても神秘的で、引き込まれる感じでした。
いいお話。好きです。会話がいいな、と思いました。
最初はえ?と、思ったけど、読み進めていくうちに話の方に引き込まれて、あまり気にならなかったです。
「夢」ラストもうちょっと書き方を変えてみたら良かったのにと思う。いわゆるショートショートの落ちからラストまでが長すぎる印象がありました。
「いつもの世界あるいは貴方」落ちが見えます。が狂気を表現するのに延々日常を書いていくのがいいと思いました。
「今こそ最期の時を打てと」何と言ったらよいのか…背景が解りづらかったです。
「曇った空」いい感じです。
「私の部屋には」文体とストーリーがよくあってます。個人的にこれを推します。わかりやすいし主人公に感情移入しやすい。
「俺様主義」少女小説な感じがいい。文章も上手い。言葉の使い方もいい。
「気になっていた店の中は」印象的な小道具の使い方がいい。
「新聞配達」わかりやすい。音などを表現するのに擬態語を多く使うのはよした方がいいと思います。短い文の中ですし。
全部自分の主観なので間違っているところも多々あるでしょう。精進します。
「雰囲気」ですね。作品の世界の空気がある、って感じが一番しました。
背景描写と小道具(「和製中華屋」のネーミング、狛犬・・etc)の使い方がすごく合ってるし、比喩が多めの文体もグーです。
迷ったのは『俺様主義』。
文体も、内容も、話の運び方も、すごく完成度が高いと思いました。
ただ、何かもう一つ、要素が……。
パンチみたいなのが、足りないのかなと思いました。キャラがもう少し動けば……とも。
と、いうわけで。
今回は、<ジブリの世界>を体感させてくれたこの作品に一票です。
こういう話が大好きです。
「女=鬼」ていう設定が面白い。
昼間は変身してるんだ、っていうのも良かった。
ん〜ん。不思議不思議ッ!
どの作品も面白かった。
特に。「俺様主義」「今こそ最期の時を打てと」
俺様主義、の印象も大きい。ただ、不思議℃が「鬼」より少ないってだけ。
今こそ最期の時を打てと、面白かったけど、構成の面で足りないところもあるかな。
私的にはこういう話が好きです。不気味な彼女の独り言のような貴方との会話が、人間の暗い部分を映し出してるようでした。けれども、彼女が話の中で言っているように、なんとなくありがちな話のようにも思えました。結構不気味な話なのに、その不気味さがあまり出されていないのが、良かったようにも思えます。
Ruimaさんの「俺様主義」も良かったんですが、小学校の回想場面しか好きにはなれませんでした。泣いている私を無視して本を読んでいた彼の後ろ姿が、鮮やかに思い浮かびました。
今回は、多分Ruimaさんで決まりでしょう。
というわけでレジスタンスw というわけでもないですけれど、この櫻水さんの作品を選びました。
実際、学生三羽鴉の作品は甘いラブストーリが多いのですが、こういう狂気じみた作品もいいなーと思ったのです。
「殺して」って簡単にいうと、簡単なものだなーという感想もこの作品独自のものです。
別に「ヘルシング」ネタで盛り上がってるからってわけではないですよ。
まず、題名が簡潔でいいと思いました。
あと、結びの言葉が主人公の今の全てをあらわしていて、最後まで緊張が保たれてよかったと思います。
設定がありがちで展開が読めてしまったんですが、主人公の、彼氏に振り回されて悩んでる姿が可愛かったので、一票入れさせていただきます。
「曇った空」とどっちにするか最後まで本当に凄く悩みました。
両方とも、何て言うか雰囲気が好きな作品なんです。
でも、「新聞配達」のほうが、最後の展開に意外性はあまりないんですが、しっかりしていて良かったです。
手紙に気付いたとき、亮君の反応も気になってしまいます。
今回の作品の中で、一番構成がしっかりしていた感がありました。
今回は、迷わずこの作品に一票。いいですね、この雰囲気好きです。
ただ一つだけいうと、エイズという病気のリアリティがあまりになかった。
そのせいで、「エイズ」という言葉が軽く聞こえてしまうのが残念でした。
でも、この作品の雰囲気がダントツで好きです。
文章的には、「私の部屋には」も好きなんですけどね。
ストーリーの好みの差で、今回はこちらに入れさせていただきました。
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