第7回1000字小説バトル結果
作品受け付け───8月8日〜8月31日迄(終了しました)
作品発表─────9月1日〜
人気投票受け付け────9月1日〜29日(終了しました)
結果発表────────10月1日
第7回1000字チャンピオン決定!!
一之江さん作『鳥類園夕景』に決定!!。
一之江さん、おめでとう。
心より感動の拍手を贈ります。
●鳥類園夕景(一之江)
- 唯一、泣けた作品だから。
- 『飼育(スケープゴート編)』と迷ったが、限られた文字数における作品時間の長短のせいもあるかと思うけれど、推薦作の方が、描写において肉づきが良く、味わいが深かった。
- こまやかな情景の描写がとても綺麗で、それだけで伝わってくる何かがあります。その描写の積み重ねで登場人物の心情を伝えることが出来ているのが素晴らしいです。
- 一番「読ませる」作品でした。切り取られて鮮やかな「日常」の美しさ。短い枚数の中で、きっちりまとめている職人技に一票を投じます。他には『生きる術』『天国にいるお父さんへ』『飼育』『流れ星』なども印象に残りました。
- Q書房さん、いつもいつもお疲れさまです。今回はちょっと少なめでしたが、バトルに費やしてる時間は日々膨大のような...3000字もあるようですし、くれぐれもお体を大切に。(サンキュです=マニエリストQ)。鳥類園夕景は、風景描写などがうまく描かれていたこと、また主人公の淋しさが読み手の心に伝わってくる作品だった。
- の、のちほど。。(泣)
- 1000字というとオチとなるなか、そういったことにこだわらず、一つの確固たる小説世界を築いているような気がしたので推します。
●飼育(スケープゴート編)(ヒモロギ)
- フンイキが出ていて面白かったです。『おもしろい死に方』と迷ったのですけれど、こっちにします。
- 短い文章の中で、きちんと仕掛けて料理してみせている作品だと思います。突出しているわけではありませんが、相対的には1番だと思います。
- すばらしい。テガミヤギを巡る謎、婆さんに関する謎、湿っぽくなりそうな内容を軽快な文章で楽しませてもらいました。添付ファイル「emailyagi」は、内容が知りたくて、ダブルクリックしてしまいました。
- 毎度のことながらセンスが良く、楽しめました。
- 今回はなかなか粒揃いで、どれに票を投じたものか、随分悩みました。さんざん悩みながらも、この作品に決めた理由は、上手くまとまっていたことと、タイトルが内容によくマッチしているからです。
- 特異な始まりを読み、苦手だなと思ったのもつかの間、だんだんと気持ちが揺れていきました。やられたな、という感じです。
●天国にいるお父さんへ(Yamac)
- てつやさん、Yamacさん、太郎さん、根本智也さん、三月さん、川島 圭さん、一之江さん、の7氏の書かれた物がそれぞれのジャンルにおいて珠玉で甲乙付け難かったのですが、落ちが余りに上手だったユーモア小説という事で、今回はYamacさんの作品を選ばせて頂きました。
- 天国にいるお父さんへ・・・きゃはは。これ最高のフレーズ。「オチ」がきてる作品は他にもあったけど、これはもう一度読み返したときの味わいが一段と良かった。
- これが一番面白かった
- 最後の展開が以外でおもしろかったです。
●太陽の裏側(pavane)
- 太陽の裏側を想像させていただきました。文章に無理がなく、始めと終わりの文章は、とくに落ち着いているように思います。
●災禍(三月)
- 雑文書き散らし天国in Q書房(感想編)
その7 『あれから三週間』ひでとしさん作
うっひゃ〜、怖すぎますう。マジでちびる五秒前でした。
その12『思案の末』TAKUTOさん作
うううッ、眉間に皺が三本寄ってしまったではないか。しかーし! そのパラドックス、わしには理解不能じゃったぞ。誰か教えてくれいッ! 気になって仕方ないぞよ。
その15『精神科にて』K.TAMURAさん作
「病名は分かりませんが、とりあえず薬をだしときます。」なーんていう冗談をぶっこいちゃう医者に似ている。
その18『 誰?』zzzさん作
ふうむ、なるほどね。「自分とは誰か」、まさに哲学的大問題ですな。「つまり『僕』とはね、時計の短針のようなものなのです。」なーんてね。
その19『駅前風景』こむらなるなりさん作
純潔たる肉体に宿りし耳クソの存在証明哀歌。
その29『ユージュアルサスペクツ』狂さん作
うっひー! 爆裂お馬鹿小説大登場! このインチキ臭さ、癖になりますッ!
その32『おもしろい死に方』紺詠志さん作
むふふふふ。面白いですなぁ。星新一のような雰囲気を醸し出していましてな。
その35『飼育(スケープゴート編)』ヒモロギさん作
いやー何と申しましょうか、老いの寂しさとでも申しましょうか、自分の存在を確かめるように行動する婆ちゃんの姿は、決して我々と無縁のものではありません。
●傘(綾部正斗)
- これは恋の話なんですよね。切なくて悲しくて。勇気を求められる。そんな心に染み入る話でした。一押しです。
その他、感想を言いたいもの。
『育成娘』李蒋さん作
タイトルがいいですね。究極のバーチャルリアリティ。娘がひっかえとっかえできてしまったら、少子化がますます進むことでしょう。
『天国にいるお父さんへ』yamacさん作
オチがいい。後悔先に立たず。ですね。
『おもしろい死に方』紺詠志さん作
ぼーっとした文体がタカオを表しているようで、女のようなものとの会話もぼーっとしていてタカオ像がでていてよい。上手くまとまっています。
『飼育(エスケープゴート編)』ヒモロギさん作
お婆さんは淋しかったんですね。悲しい気持ちになるお話でした。
●流れ星(工藤裕也)
- ここで言っても仕方ないと思うが、ほかに言う場所もないと思い、言う。小粒の作品が多い。小さい作品を小さくまとめているのが多い。はじめから千文字は短いと思いこんでいる気がする。その中でこの作品はその先に広がりがあった。言いまわしやプロットそのものはべただし、落ちをつけたのはどうかと思うが(そう悪くない落ちではあるが)広がりが感じられたのはいい。ほかには『飼育(スケープゴート編)』ヒモロギさんのがよいと思った。これは千文字であることを受け止め滑稽化しているようにも思え、その切り口は好きだ。が、そろそろ読むほうとしては飽きた。どちらかといえば工藤さんのがよい。・・・それにしても、感想を書くのは自由だが、自分のことを鑑みてもままならないものだ。
●生きる術(岡嶋一人)
- まず、口調がよかった。読んでいく内に、なんだろう、どんなやつがという謎が気になる。その引き込む文章、展開。そして、なるほど、こういう奴(○コ)いるよな、と飼ったこともないのに思わせつつ、終わる。センスあります。(ただ、個人的にはもっと心を掴む作品が読みたかった。そういう意味では今回は全体として物足りない感じです)。
●温度(根本智也)
- 主人公は、女なのだろうか? 最後の方で「新しい鞄を肩から下げた。」と記述が有るのだから、男なのだろうと思うのであるが、この感性は女性的だと思う。自分が、転校生であるのにこの不思議な冷静さはなんだろう。転校して来た「熱い」側なのにそれが感じられない。どんより曇った冬の朝の情景が浮かぶ。主人公の妙に冷静な描写が気にいった。
●おもしろい死に方(紺詠志)
- 無駄なくキレイにスパッとまとまっていると思います。
逆に、あえて難を言うと「無駄な部分がない」ということになってしまうのですが、そのへんが千文字小説の難しさかと思います。
●西瓜の日(ヒョン)
- 今回はどうしようもないという作品はなく、どれもそれなりの良さを持っていたように思う。推薦作は淡々としたさりげない記述の中に「妻」と八百屋との密かな関係を連想させ、そしてその西瓜を食べることにした、というラストがまた決まっている。次点は『飼育(スケープゴート編)』と『コアラの電話』。
●微笑みの練習(HCE)
- よくわかりませんが、おもしろかったし、とにかくインパクトがあった。1000字小説の魅力というのを体現していると思います。
●もう一人の私(ケイジ)
- 今回はケイジさんの『もう一人の私』を選びます。最後の所、「ケイジは私で、私はケイジ。私がいなくなったら・・・このページも終わりです。」を読んで、せつなくなり余韻を味わうことができました。ヒモロギさんの『飼育(スケープゴート編)』と迷いましたが、最後の余韻を考えて今回は前作を選びます。ところで『飼育(スケープゴート編)』に出てくる添付ファイルは何だったのだろう?
●悠久堂リング(ヒロト)
- 後半は三回読んで理解しました。「シメナワ」とか少し厳しいかなぁとも思いますが、タイトルにセンスを感じるし、文章のリズムや表現を勉強させて頂きました。いや、面白かったです。

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