第37回1000字バトルの結果は、有馬次郎さんの『バスドライバー・4』がチャンピオン作品と決まりました。
皆さま、ご投票いただきありがとうございました。
参加作者は投票しましょう。
※投票いただいたにもかかわらず、こちらに感想が掲載されていない場合は、至急ご連絡ください。
| 作品番号 | 題名 | 作者 | 点数 | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 蜘蛛の巣 | 夢追い人 | ||
| 2 | 激闘の午後 | 百内亜津治 | ||
| 3 | 囁きの夜 | 緑目の | ||
| 4 | 『あいつとの悩める生活』 | ルイジート | ||
| 5 | ポストくん | ストロベリーファンタジー | ||
| 6 | 見張りをしていたはずのガードマンが | 編ん手 | ||
| 7 | 空 | 内田士郎 | 1 | |
| 8 | 雲と空 | ラディッシュ大森 | ||
| 9 | プロペラ男 | フォニックス | ||
| 10 | タイムマシーン | クランパ | 1 | |
| 11 | なにか | 坂口与四郎 | ||
| 12 | 一本イッといた。 | 村玉 | ||
| 13 | 毒薬 | オキャーマ君 | 2 | |
| 14 | 江ノ島は今日も雨降り | 青野 岬 | 2 | |
| 15 | 神様がくれた時間 | Makoz | ||
| 16 | 作者の要望により参加取消し | |||
| 17 | 陰翁 | 鈴木信太郎 | ||
| 18 | ウサギ日和 | なぎやまたけし | 2 | |
| 19 | ネコと魔法とコーヒーのそら | 橘内 潤 | 2 | |
| 20 | 出立 | xei | ||
| 21 | 目覚め | 佐藤ゆーき | ||
| 22 | 花 | Ame | 2 | |
| 23 | 向かいの世、夏のビックリハウス | ユキコモモ | ||
| 24 | 普通のラーメン | 一宮遼 | ||
| 25 | 毬藻になりましょう | タクティクス | ||
| 26 | 青空 | ニョロ鰻田 | ||
| 27 | タイヘンおばさん | キリハラ キリオ | 2 | |
| 28 | 素晴らしき国 | koba | 1 | |
| 29 | The ides of march | 黒男 | ||
| 30 | 愛に、感謝 | マーマレード=ジャム | ||
| 31 | おい丼 | 太郎丸 | 2 | |
| 32 | 提言 | 羽那沖権八 | 1 | |
| 33 | この女 | 乙人君 | ||
| 34 | 願い月 | さとう啓介 | 1 | |
| 35 | balance | moku | 1 | |
| 36 | 猫のことで | アナトー・シキソ | 1 | |
| 37 | 思惑 | 3月兎 | 1 | |
| 38 | 逆襲 | マー君 | ||
| 39 | 二枚 | 越冬こあら | ||
| 40 | 子供の味方 | カピバラ | 2 | |
| 41 | 青い空と白いボール | 川島ケイ | 2 | |
| 42 | 無声小説 | てこ | 1 | |
| 43 | 花*花 | るるるぶ☆どっぐちゃん | ||
| 44 | バスドライバー・4 | 有馬次郎 | 3 | ★ |
| 45 | ドアを壊す | 伊勢 湊 | 2 |
おい丼/太郎丸さん作
体感バトルによる初めての参戦でございます。
読んででみると意外と真面目な作品が多いなと思いました。
しかしむきだしで素のまんまの真面目さが、却って作品を平板でひとりよがりなものにしているケースもあるような気がします。
もう少し自分に対しても読者に対しても底意地の悪さと距離感のようなものを持った方が、作品に広がりと奥行きが出てくるような気がします。
それともう一つ、こういったショート・ショート、掌編小説の類では、やはり最後をしっかりとオトして欲しいですね。
そういう訳で、最後を一応オトしきれている「おい丼」を推薦します。
初参加で自分のことは棚にあげ、言いたい放題言ってしまいました。
すみません。
おい丼/太郎丸さん作
1 31
2 (16)
3 21
4 32
5 38
6 9
---ここまではタイトルだけで内容が思い出せる---
7 41
8 36
9 24
10 3,25
おもしろかった作品、上位10位。Ent16が残念。気になるなぁ。おい丼。
思惑/3月兎さん作
中盤を越えたくらいでラストはそれなりに予想できたけど、そのラストへの持って行き方が良かった。
猫のことで/アナトーシキソさん作
猫がびゃあと鳴くの?なんだか、この表現が気に入って、気に入りました。ふふ、猫ね。我輩は猫であるって言うんじゃないかって、どきどきしました。
よかった。
毒薬/オキャーマ君さん作
ショートショートの王道的な作品だと思います。全編に漂う緊迫した雰囲気も私は好きです。
毒薬/おキャーマ君さん作>
なによりも切れ味が良かった。タイトルからしてちゃんと伏線となっているのがいい。文句無し。
ウサギ日和/なぎやまたけしさん作
ウサギというだけで、「かわいくて、愛らしい」と思っていた時もありましたが、知り合いのウサギと対面させてもらい「クール!」なんだと知りました。
「ウサギ日和」を読んで、きっとあの時出会ったウサギも私をみながらクールにいろ
んな事を考えていたのでは??と色々思い出して楽しませていただいたので、この作
品に一票入れさていただきました。
ウサギも飼い主に似るのでしょうから、きっと「クール」なんでしょうね
うさぎ日和/なぎやまたけしさん作
これが好きなんです!
願い月/さとう啓介さん作
さとう啓介さん作「願い月」を推薦します。
ストーリーはよくある平凡なものですが、「受け月」をきちっと使い、危な気なく小
説として構成されているように思えます。作者独特の穏やかな雰囲気もあり、無難で
はあるが、作品としての落ち着きを買います。
バスドライバー・4/有馬次郎さん作
「バスドライバー・4」とてもよかったです。「考えるだけで自爆だ」とか、表現の雑さというか荒っぽさが一部気になりはしたのですが。笑い路線から一転、泣きの線へ。こうくると私としては投票せずにはいられません。
「猫のことで」アナトー・シキソさん、「素晴らしき国」kobaさんもよかったです。
バスドライバー4/有馬次郎さん作
すっかり、バスドラーバーの世界にハマってしまいました。今回のも、すごくいい味出してます。1000文字で、これだけの世界を表現できるのはすごいです。最後まで、バスのスピードを落とさずに駆け抜けていく終わり方もカッコ良くてたまらないです。
次点として「蜘蛛の巣」、「花*花」も良かったです。
バスドライバー・4/有馬次郎さん作
語り口が軽妙で、読後に爽快感が残る。キャラクターが確立されているからか。次点は、太郎丸氏『おい丼』。
balance/mokuさん作
ええと、コメントしたかった作品に書いてみた。
19.『ネコと魔法とコーヒーのそら』……「コーヒーブラックでよかったよな?」
な表現が初めてではなく、しかも少女がそれなりの年齢だというのがわかる。でもっ
てこの少女の発言からみると、先生をわざとからかっているのか、擦れてないのか、
すこし知能指数が低いのかが、不明。でも擦れてないと読もう。まあどう読んでも、
胸キュンな話である。
31.おい丼……こういう話が好きだ。本当に何処かにありそうで、あるならば行っ
てみたいと思う。まさか、勿論注文する金などないので、「おい丼」と書かれたメニ
ュー表をながめて、含み笑いをしてみたい。
作者様へ――実際にあるのならば、是非こっそり教えていただけないだろうか? も
しくは小川さんの連絡先を教えてくださると有りがたい。
35.balance……「ひとつだと、不安定なんだ。それに、別々なのは妻も悲しむ」
この言葉にやられた。そう、この作者はこうやってさらりと幸せを描き続け、読者
の手をとって連れていこうとする。いや、本当はただ微笑んでいるだけなのだが、な
ぜかこちらから連れていって欲しいと手を差し出しているのに気付く。こんなの、不
思議だ……。
36.猫のことで……夜の闇の中、見た幻想。いや、幻想なんかではなくて、現実、
いや、現実ってそもそも何? どこが現実? 目の前の映像、痛みを伴わない映像。
頼りのミカがなんだか歪んでいるのは気のせいか? 僕がミカに疑問を持ち始めてし
まった。ボタンは押された……。
ボタンは押された、ということで次回を待つことにする。いいなあと思いながら、こ
の作者には半年も票を入れていない。次回はきっとすごいと思う。だから、待つ。も
しかして次がなかったらどうしよう……と思うが、待つから!
42.無声小説……イカス! でもなでもなでもな……うーん、良いのだけど、好き
なんだけれども、なんていうかその、あの、わかるんだけれども、欽ちゃんの仮装大
賞の合格ラインにあと一つ届かなくてあうーーんっていうメロディが鳴っている感
じ。かわいらしさとか、勢いで合格もらったやつなんかよりはすごくいいんだけれど
も。あうーーん。
さて、投票だが、18.ウサギ日和もよかった。25.毬藻になりましょうもよかっ
た。でもやっぱりbalanceだ。「balance」に投票する。次点は「猫のことで」次回作に期待。
タイヘンおばさん/キリハラキリオさん作
犬に追いかけられた時点で勝利。
タイヘン、タイヘン〜。
情景がはっきり目に浮かぶ辺りが良い。
しかも、ラストは二重奏。
タイヘンタイヘン〜。
タイヘンタイヘン〜。
ラストまで読んで、ぷっと吹き出す話。
流石にヘンタイとは読まなかった。
タイヘンおばさん/キリハラキリオさん作
いつもなら、どの作品に投票するか最終日まで迷うのですが、今回は迷いませんでした。もう、タイヘンおばさんにホーリンラブ!
実に下らない話なのにきちんと話が構成されていたりする、このアンバランスさがたまりません。
ラストの「ほんとにタイヘンそうだった。」の一言も小学生の作文の結びみたいでホントにおかしいです。笑えました。
私の脳みそからも、こんなお話がつるつると出てくるといいのにーなんていう羨望もトッピングして、『タイヘンおばさん』に今回の一票を投じます。
江ノ島は今日も雨降り/青野岬さん作
文体、作風の個性ではママレードさんの作品とラディッシュさん作品が印象にあります。とても変わっている。流石だと思います。
るるるぶさんと川島さん、いつも安定していると思います。
読み易くて、作品になっているので、好きです。
青野さん、このような『甘酸っぱい』ものも書かれるんですか。
雨と涙の同化、一瞬なんだろうけど、なにか、タイトルの平凡さが、響いてきて、頷
いています。基本はここにあるんですね。
江ノ島は今日も雨降り/青野 岬さん作
良かった作品。
「江ノ島は今日も雨降り」「目覚め」「提言」「ドアを壊す」
以上、4作品です。
で、青野さんの作品に決めました。なぜか? だって江ノ島はほんとうに猫が多いか
ら。それに展望台も工事中で行けなかった。と、なんとなく自分の想い出と重なった
気がしたから。
青い空と白いボール/川島ケイさん作
少し懐かしいサイダーみたいな小説。
私はとても好きなのだけれど、サイダーは栄養にならない事も確か。滅法喉ごしがいい事は確かなので、この方のサイダーではない小説も読んでみたいと思いました。
青い空と白いボール/川島ケイ
空の先の、主人公がボールを投げ返した世界に、妙な郷愁を感じた。はい。
タイムマシーン/クランパさん作
自分との過去と重なるところがあると感じながら読めた。
ドアを壊す/伊勢 湊さん作
『ドアを壊す』に一票です。
ほのぼのとした、さわやかな内容が好印象でした。
ドアを壊す/伊勢 湊さん作
今回は難しいです。なかなか面白い作品が多かったと思います。
精神的な障害者の心情はこんななのかも知れないと思わせてくれた「花」AMEさん
おどろおどろしくない、ポップな感じのスプラッタホラーが新鮮だった「この男」乙
人君さん
タイトルの意味も内容もこれからの人生を頑張って生きていこうとしている「ドアを
壊す」伊勢 湊さん
で結局、「ドアを壊す」に1票
素晴らしき国/kobaさん作
28 koba「素晴らしき国」
いろいろと悩んだのですが、悩んだときに「−−読むな。読めっ!−−『カララゾ
マホンの兄弟』トウフガスキドスエ」といきなり飛び込んできたので、これに投票さ
せて頂きます。乳を揉ませてください。
29黒男「The ides of march」
誰もが知っている「ブルータス、おまえもか」という台詞を、たんなる「有名なコ
トバ」に閉じこめるのでなく、そこに含まれる様々な葛藤を1000字作品で「解放」するさまは見事だと思います。
35moku「balance」
この方の作品は前々から「完成度が高い作品を作ったときに投票しよう」と考えて
いたのですが、どうもそういう作品をつくってくれる気配がないので、プリンの今回
「いつも楽しみにしてます」ということを言いたく、公式の感想の場をお借りしまし
た。人に勧めはしませんが、私は好きなのです。
42てこ「無声小説」
この方はわりと実験的な作品が続いていて、今までのは正直それほど好みではなか
ったのですが、今回のは不思議と面白かったです。なんというか、実験の裏に深い意
味があるわけではなく(多分)、「こんなのどうだい」という感じで、まあ何と言う
か、ともかくこれは面白かったのです。
空/内田士郎さん作
オルゴール箱をそっと開ける。そしてすぐに閉じる。美しくはかない音色は、空気に震えていっそう悲しいから。「空」と、似ていた。
子供の味方/カピバラさん作
スンナリと読めて面白かったです。
最初は正義の味方みたいなのがやってくるのかと思ったけれどこういう展開の方が面白い。この職業いいなぁ(笑)
子供とおじさんの会話が、緊張感の中にほのぼのさがあって良い感じ。
1000字でうまくまとまっているし、こういう作品好きだなぁ。
Entry40 子供の味方/カピバラさん作
「もう少し過激に餓鬼をやっつけてもらいたかった」みたいな気もしましたが、とても上手く纏まっていると思いました。
提言/羽那沖権八さん作
う〜んと・・・「神様がくれた時間」「願い月」「二枚」「ドアを壊す」あたりがよかったけれど、何かこう、もう一つ欲しかったよーな。
ということで「提言」に一票。これ、終始大ウケでした。子供のキャラクタがすっ
ごい好き。
無声小説/てこさん作
こんなのが好みかと言われれば、何かと紙一重な奇妙な感情を抱かせるとでも
答えるしかないのであるが、定義不能な領域の中で対峙を続けるであろう穴が
ないけど気の弱そうな侍(といってもこれまた刀だけで定義されているのだけ
れど)を想えば残暑の太陽も多少は薄ら寒い光を帯びたように感じないことも
ないのだ。
花/Ameさん作
初めて読んだ時は、ほとんど意味を理解しようとする前に読み終えてしまった。
大体にして45作品もあるのだから一つ一ついちいち読んでいられない、大筋だけ掴
めば感想票を送るには充分だと、今回思っていた。今月は何かと忙しい日々が続いて
いたからだ。
しかし、機会があって2度目を読んでみると、何だか残った印象が違った。
何が書いてあるのかよくわからない状態から、少しだけ理解できる状態へと発展した
わけだが、それだけでこれだけ素晴らしい作品と思えるようになるのか。
読者諸兄には、この作品を何回か読み返してみて欲しい。
花/Ameさん作
僕は詳しいことは分らないけど、書き方とか構成といういう部分ではもしかしたらもっと上手い作品があるのかもしれないけどソフト(伝えたいこと)の部分がとても強くて好きだ。格好つけて強い感情を出し切っていない作品群のなかで一際光って見えたので一票
ネコと魔法とコーヒーのそら/橘内 潤さん作
話す内容からしても保護者を呼ぶというくだりからしても小学生ぐらいにしか思えないのにコーヒーをブラックで飲んだり(ふつう小学生の子に「コーヒー、ブラックでよかったかな?」なんて聞く先生はいないだろう)、準備の時間さえあればいなくなった猫を帽子から出せるかのように書かれていたり(だいいち猫の特徴も聞いていないのに探し出せるわけがないし、知らない猫を出されても女の子は納得しないだろう)、気になる点はありますが、なんか、よかったです。
意図したところかどうかは分かりませんけど、女の子の年齢不肖なところも、その魅
力のひとつかもしれません。
ネコと魔法とコーヒーのそら/橘内 潤さん作
橘内 潤さんの『ネコと魔法とコーヒーのそら』に一票。
そういえば最近、いやに幼児になつかれるんだよなぁ。とか考えながら、何回か読
み返しました。(私は19歳・男)
香里ちゃん(さん)の年齢が定かでないので、アレですが、幼児だと思って読みま
した。間違ってないですよね?
ネタがいい。幼女(仮)だもの。こういうネタの選び方は参考にしたい。
ちゃんと読み手のツボを狙ってて。うらやましい。
もっと香里ちゃん(さん)の魅力(身体的特徴の描写等)を前面に出してもイケた
んじゃないでしょうか。
それにしても、彼女の実年齢が気になる。
makozさんの『神様がくれた時間』とどちらにするか悩みましたが、mako
zさんのはネタがいいわりに、無難な終わり方だと思うので……。いえ、面白いんですが。王道というか。別に王道は好きなんですけど。王道なだけじゃいけないと思うので。